台湾ヤマハ&わかばマン 口からでまかせ

はい、ほとぼりが冷めたようなので続きを書きますよ!!

思えばこのお話はも書き始めて早3年w

なかなか進まないのは勢いが無くなったからですが、いやぁ、台詞付きだと小説では無いはずなのに難しいもんですなあ。

それでははじめます。

このお話はフィクションであり、実在の個人・団体・事件等とは一切関係ございません。

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後ろから聞いた覚えのある女の声がしてドキッとする台湾

その声の主はここにいる猛者を集めた張本人こそ謎の女ヌーこと天である

ヌー「準備はできてる様ね、それじゃ段取りを教えてくれる?」

リーダー(台湾の横を通ってヌーの前に行き説明をしだす)「は、はい、わざわざご足労いただいてありがとうございます。現在ターゲット(謎の女ドゥことは道路脇の崖下の一本松の枝の上から施設を監視しております。そこにまずバイク部隊が道路右側から襲撃をかけます。ターゲットが左側から道路にバイクで出ようとするところを崖上の狙撃部隊がさらに攻撃します。念のためこの攻撃をかわして逃げた場合も考えて道路左に少し行ったところの橋に待機部隊を配備し橋の上で追撃隊と挟み撃ちにします。橋の両端に装甲車を配備しております」

ヌー「千載一隅のチャンスだから今度こそ仕留めてね」

リーダー「はい、おまかせください。成功のあかつきには弊社ブランク・ウオーターに治安維持利権を何とぞ」

ヌー「そのお話はまた後でね」

そんな話をしてる間にそそくさと後ろを向きながらその場を去る台湾、輸送トラック(ほろ車)の影に隠れた直後に自分の顔を知るヌーのそばから離れようと荷台に入り込み姿を隠し、ヌーの声が聞こえ無くなったのを確認してからそ〜っと顔を出しあたりを見回してそそくさと外に出てトラックのそばを通り抜けようとしたその時、トラックの影から小さな足が出てきて台湾の足を引っ掛けた

頭から地面に倒れこんでしまい、体の向きを変え空を見上げた直後視界に入ってきたのはヌーの笑顔だった

ヌー「あなた、何でこんなところにいるの?ちょっとみんな!こいつを取り押さえて!」
(ヌーは傭兵を呼ぶとその場を退場)

屈強な傭兵たち数人がが台湾を取り押さえられた台湾に2、3発パンチをお見舞いしてから立ち上がらせた


すると


台湾の口には手榴弾のピンが咥えられていた

あわてて後ずさる傭兵たち、それを見て勝ち誇ったように笑みを浮かべ左手で手榴弾本体を見せる台湾

しかし、一瞬の隙をついて背後から傭兵一人が台湾の膝を蹴り首を押さえつけて地面に倒し込む、その後全員が台湾の体を覆うようにかぶさって動きを封じ防御ができない状態で誰かが脇腹に一発パンチ食らわすと思わず手榴弾を持つ左手が緩み手榴弾を奪われてしまった

傭兵「あれ?この手榴弾、ピンがついてるぞ・・・・」

と気がついた瞬間、ピンが抜かれた方の手榴弾が傭兵たちのそばで爆発、全員吹っ飛んでしまう。

地面に腹ばいになって傭兵たちに囲まれていたおかげで爆発から免れていた台湾がむくりと起き上がり、爆風で吹っ飛んだ傭兵の持っていたもう一個の手榴弾からピンを抜いてその場をダッシュで逃げ出して装甲車に乗り込む

ラッキーなことにキーが付いていたのでエンジンをかけそのまま山道を登りターゲットのドゥがいる崖の方向へ車を走らせた



つづく