台湾ヤマハ&わかばマン パリの憂鬱

さぁ!!続きを書きますぞ!!

たらたらしてる間にAC/DCがニューアルバム出しちゃったって!!!

このお話はフィクションであり、登場する個人・団体・事件等は実在のものとは一切関係ございませんよ。

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台湾・わかば・そして高橋があれやこれやで謎の女ドゥに接近している時、当の本人は何をしてるのかというと、例の某県の県庁所在地にあるスポーツ施設を近くで双眼鏡を覗き込みながら監視していた。

ドゥは忍者よろしく国道わきにある大木の枝に登って道路の向うにある施設を監視しているんだが、その大木のすぐ後ろは崖であり崖の上は台湾が忍び込んだ(?)特殊部隊の待機場所につながっている。


さて、静かな昼下がりにスポーツ施設を監視していると、施設に運ばれてくるのは黒いバスタブのような棺桶のような物体である。これは一体何に使われる代物なのか?
この県は国会で「日本にもアメリカのFEMAキャンプのような施設を作りたい」と語る議員の出身地である。
この因果関係やいかに!?

というところでドゥの後ろの崖の方から爆発音が響く。気になって頭上の崖の上を眺めるとキラッと光る物がある。

銃口

狙撃兵が崖の上から自分を狙っている。
幸いにして大木は崖からではほぼ真下にあるため角度的に狙えない、従ってその場から立ち去る瞬間を狙って発砲する算段だろう。

というわけで今のうちに大木の真下、木の裏にカモフラージュして隠してあるバイク(BMW R1150GS)こっそり乗り込んで一気に狙撃手のふいをついて逃げ出すしかない。それも気付かれない確率は低い。

そんな時にまたしても爆発音が響く、さすがに2度目の爆発音には何事か?と思ったか狙撃兵たちは一瞬視線を後ろにそらし銃口をあげたようだ、銃口の光が引っ込んだ。

今だ

というわけで素早く枝から飛び降りてブルーシートかけて砂かけて隠してた愛馬のバイクのエンジンをかけてその場を去ろうとしたドゥだったが走り出した瞬間銃が肩をかすめた。

あわてて元の大木の後ろに引き返すドゥ。この身動き取れない状況をどう切り抜けるのか?

そうこうしてる間に今度は道路右手から数台のバイクの音が近づいてきた。
わかばが遭遇したあの集団である・・・・



つづく