だてはりのに〜〜〜
僕の親父がまだ随分と若い頃(70年代前半)、喫茶店で仲間とダベっていた時のことだ。
映画館の主人(当時でかなりの高齢)が喫茶店に入ってきた。
親父と仲間はご愛嬌でその映画館の主人に上映してる映画について聞いてみた。
「ご主人、最近はなんか面白い映画やってますか?」
その問いに主人はこう答えたそうである。
「だてはりのに〜〜〜、がエライ評判がええな〜〜、よう客が入っとる」
親父のグループは全員「だてはりのに〜」が理解できなくて頭の中が「?」であった。
日活ニューアクションの若手の俳優の名前か何かかと思ったらしい。
その後、親父は家で新聞を読みながら映画の上映スケジュールを確認した。
そして分かった。
「だてはりのに〜」の正体が。
それは・・・・・コレのことであった。
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「だてはり」=「ダーティーハリー」 「に〜」=「2」だったのである。
恐るべし田舎の映画館とその関係者。
ちなみにその劇場でマッドマックス3や霊幻道士やロボコップ2を観てたらこんな大人になりました。
ロボコップ2は近未来の大都会が舞台の話なので田舎の小劇場で観るとなんとも言えない味がありました。