男は黙ってキングコング

見てきましたがな、キング・コング

個人的に「世界一VFXが似合わない俳優」ジャック・ブラックが吹っ飛ぶシーンがよかったですね。

それはそうとこの映画

喋りが得意な男:ジャック・ブラック

文章が得意な男:エイドリアン・ブロディ

態度で示す男:キング・コング

の3人が美女(ナオミ・ワッツ)を巡ってバトルするような展開になってますね。


ナオミさんは最初は言葉に騙されてみたり、文章に胸をときめかしたりする乙女チックな女性だったのが、コングくんと言語を使わないコミュニケーションを行うことによって一人の女性として成長していくという。

ナオミさん、最初は生活臭漂い過ぎた感のあるルックスで大丈夫かと思ったんですが、コングと出会ってからは半開きのお口からエロエロビームを放出しだすんで安心しました。

逞しいコングくんと艶やか(に見える)ナオミさんがセリフを使わず心を通わせるシーンが後半強調されてて、単に飢えてるだけなのかも知れませんが、ここら辺の演出にセックスを連想させてるのかな?と思っちゃいました。

やっぱり、コミュニケーションって言葉だけじゃダメなんだね。
こういう奥ゆかしい演出を僕の隣の席で終始ペチャクチャ喋りまくってた母娘にも理解して欲しいもんだと思いました。

喋ってばかりじゃイイ男は逃げちゃうぜ、と。


おまけ

キング・コングにはエイドリアン・ブロディとこの映画で共演した

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ドイツ軍将校役のトーマス・クレッチマンさんが船長の役で出てました。

そしてクレッチマンさんの恰好というのがどうもこの映画の

船長役のユルゲン・プロホノフさんを意識してる感じでした(船が暗礁に乗り上げるシーンが嵐にあったUボートのシーンを連想させる)