悲しすぎる・・・・・
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/04/21
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とうとう見てしまった・・・・・・
(ちゃんと早送りなしで見たよ)
なんか
ヤケ酒呑んでフテ寝した時に見た悪夢って感じの映画ですな。
子どもの頃、マンガ読んでトラウマになった人間としては
・終末感漂うキャスティング
・終末感漂う大根演技&間抜けなセリフ
・終末感漂う多数のカメオ出演
はなんとかガマンできました。
結局、デビルマンは僕の中ではトラウマ(だから好きなんだけど)という印象が強いんでコレ見たって苦しむことはありません。(原作と完全に別物だと思ってるしね)
この映画登場人物は10代の高校生がメインなんですけども・・・
なんか話がオッサン目線で進んじゃってるんだね。
登場人物が若者ばかりなのに若者と同じ目線じゃないんで、登場人物が遠く感じちゃう(そう、だから逆にこの映画を最後まで観ることができたんだよ、感情移入しなくていいから)
それとこの映画最初のあたりは80年代によく作られてたアイドル映画っぽい雰囲気なんすよ。
経済的に不安の無い家庭、学校、商店街、行き着けのコーヒーショップ、それらを行き来するだけで話が進むっていう。
それが段々とぶっ壊れていくあたりを後半でしつこく見せてるんですが、ひょっとしたらこれがアイドル映画ばっかり撮っててウンザリしてしまった監督さんの「心の闇」を意図的にか意図せずか表現したものなのか?と思っちゃいました。
いずれにしてもこの映画を最後まで見られるには僕もウン十年バカ映画を観て修行してきたからなんで、人生修行の足らない高校生とかは見たら卒倒すること請け合いなので、30歳のバースデーとかに見てください。