Watchin’ la Cinema loca
今回のタイトルは例のリッキー・マーチンの曲のパロディなんですけど、多分意味になってないと思います。
とりあえずバカ映画を観よう!というメッセージということで・・・・
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この古い方は見たことないんですが
90年代製作のヤツを見たのです。「ボヴァリー夫人」
原作はフランス近代文学の金字塔で読み応えのある作品だったりします。
(シーン、シーンが美しいんでよくマンガに引用されます。有名なのは手塚治虫の「アラバスター」のXXシーン)
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
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で、
その90年代バージョンの映画化作品なんすけど(検索できん)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16491/index.html?flash=1
そりゃあもう、すんごいっすよ
物語の後半で若いハンサム学生とボヴァリーさんが馬車の中でXXするシーンというのが馬の加速とともにエスカレートしていくという一歩間違えるとギャグになるシーンだったんですけど・・・・・・
映画では、な〜〜んか農耕馬みたいな足の短い馬がトットコトットコ歩いてるだけでギャグにすらならなかったんですよ。
演技ダメ、演出ダメ、見せ場ナシ!のダメダメぶり!
主人公のエマさんに裏切られるダメ亭主のシャルルさんがどういうわけか経済学者のカール・マルクスそっくりだったり(シャルルはドイツ語でカールね)わけわかんない演出でたま〜にシュールな世界に連れて行ったりしてくれます。
「一体何の目的でこんな映画を作ったんですか?」とスタッフに一度は聞きたくなるようなバカ映画っぷりでした。
多分、僕が今まで観た映画の中でぶっちぎりのNo,1バカ映画。
こういう文芸作品を作りたがる連中ってのがどんなヤツラなのか知らないんですけど、とりあえず自国の文化を意味もわからず盲信するような連中であることは間違いありませんな。
日本もこういう馬鹿に映画作らさないようにしないとね。