お父さんは昔・・・・
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何故かDVDが出ていない、その筋では有名な作品「蜘蛛女のキス」。
牢獄の中でゲリラとオカマの会話からドンドン話が思わぬ展開に行くというおすぎさんなら狂喜乱舞するような作品です。
ところで、
この映画の主演の二人、ラウル・ジュリアとウイリアム・ハートはその後、どちらも家族が主人公の映画でお父さん役になっております。
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それはそうと
「蜘蛛女のキス」では実は刑務所側との取引でゲリラにさぐりを入れる役目だったオカマが良心の呵責からか、自分の作り話である「蜘蛛女」に自分を投影さして無意識にゲリラに真実を伝えようとします。
このあたりのメタフィクションの使い方が面白くてそっちの趣味の無い僕でも十分楽しめる作品でした。
ところで
僕が昔お世話になった人でかつて某組織に属してた方がおりました。
(その人から直接聞いた話ではなく後から知りました)
その組織というのは敵対者に対してはアレコレと誹謗中傷をして攻撃するのが常套手段だったんですね。
で、その方、博識な方で僕にアレコレと文学指南をしてくださったんですが、その作品というのがどれも 主人公があらぬ誹謗中傷を受けて破滅するストーリーばかり なんです。
どうやらこの方も組織を抜ける時には色々とご苦労があったようですね。
『「赤と黒」について自分の昔話のようにシミジミ語るのはそのせいだったのか・・』と今にしてみれば思います。
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「蜘蛛女のキス」もメタフィクションで自分の素性を暗に語るシーンが肝になってるんで、この映画について語るとついその方のことを思い出してしまいました。