D・サザーランドに学ぶグノーシス主義 - 中津川サヨクジャンボリー

近年評価が高いこの宗教思想なんですがわかりやすく言いますと

１．この宇宙は苦痛に満ちている、現世は悪の世界である。

２．肉体は魂を閉じ込める牢獄である。

３．神と呼ばれるものは実はこの悪の世界の支配者であり抑圧者である。

ってな感じでしょうか・・・物騒な感じがしますね。

え〜、これをわかりやすく映画で説明しますと。

でジョニーの精神世界に登場する神様役のドナルド・サザーランドが

この映画では囚人を執拗に苦しめる恐ろしい刑務所長の役もやっていた、といった感じでしょうか。

ということは

息子のキーファー・サザーランドのこの作品も法の番人という立派な役職をしながら実は法治国家という牢獄の看守でしかなかった、というような哲学的な意味はおそらくありません。