父性の証明
- 出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画
- 発売日: 2006/10/20
- メディア: DVD
- クリック: 37回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
この映画で健さんが表現したもの、それは「父性」である。
若き日の薬師丸ひろ子演じる思春期の娘とのコミュニケーションとドハデなアクションを通じて観念的な意味での父親としての存在感を遺憾なく表現してくれるのである。
いわば、厳しい世界(野生)の掟の中の唯一掟を無効にしてくれる存在。
で
「野生の〜」と対照的な「父性」を描いたのがこの映画
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2003/11/21
- メディア: DVD
- クリック: 19回
- この商品を含むブログ (134件) を見る
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: DVD
- クリック: 69回
- この商品を含むブログ (94件) を見る
この2作品は明らかに裏でアレがコレしてできた作品であることがまるわかりなんだけど、一応裏でアレしてる団体がアレなんで「父性」(ここでは原田義雄)についても触れられている。
ここでは主人公を守る役割ではなく、修羅の道に送り込む道先案内人としての役割なんだね。
で、混沌とした世界の中での唯一の秩序という存在。
どっちが正しいとかは判断しかねるんですがとりあえず言えるのは子供たちがいてこその「父」であり「父性」であるということが一番重要ではないかと。
(そしてヒロインがかわいくないと父性も立たない、と)