ジーンズを愛する同志

硫黄島からの手紙」見ましたよ。

監督のクリント・イーストウッド ジーンズ大好きです。


出演の中村獅童 リーバイスの広告に出てます。




この二人のコラボはやはり熱かった。


もう、獅童ちゃんの演技がスゴイのなんの。頼んでもいないのにテンションが異様に高くて他人に厳しく自分に甘い(そして行動がガキっぽい)ダメ日本軍の見本みたいな役どころでしたから。

ああ、こういう人が千人くらいいたら100万人の戦死者が出ちゃうんだね」と妙に納得してしまいますね。

戦闘中のアッパー系のテンション(でも自ら先頭には立たない)を肩の絶妙ないかり具合で表現し、一人になったら徐々にダウナー系になってしまうところを肩の下がり具合で、そして威勢を忘れないふてくされた態度を志村けんの「ダッフンダ」を彷彿とさせるアゴのしゃくれ具合で表現するあたり、「この人今までよっぽど苦労してきたんだな・・・」思わずにはいられない迫真の名演技だったと思います。

それはそうと、この映画を観に来たお客さん、「日本軍の映画」ということで反応したのか多くはダンプ系で街宣車の似合いそうなオジサンたちが多かったです。(お行儀の悪さに辟易してしまいました)