出世の才能
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え〜、この映画を以前GYAOさんでやってましててですね、視聴後のレビューなんかを見ると古い映画なのに結構評判がよかったりしました。
僕も何の前説もなしに深夜のよみうりテレビかなんかで見た記憶があったんですが、その時の感想とGYAOさんのとこのレビューの多くはほぼ同意見。
自分は他人とズレてないぞ、というのを確認してホッとしました。
しかし
中には「何これ?安っぽい」とか「演出が馬鹿みたい、センス無さ杉」みたいな意見もちょっとだけありました。
ところで
「この「ファントム・〜」なんですが、非常に後世に与えた影響が大きくて、一番影響を受けたであろう作品がコチラ
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この映画には前述の「ファントム〜」とデパルマ監督へのオマージュがいっぱいこめられております。
そしてこの映画で監督の侍みサム・ライミは一躍ドル箱映画監督に、そしてユニバーサル社の役員に選ばれることとなりました。
(それをお仲間のコーエン兄弟に皮肉られたと思しき映画がコチラ)
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貧しい学生時代の自主制作映画「死霊の腹痛はらわた」から約10年で大会社の役員。
そんな、ありえね〜大出世をしたライミ監督が褒め称える「ファントム〜」をこ安げにケナす人もいるんだから世の中広い。
「ファントム〜」見て(というか途中で見るのやめて)何も感じなくてケナす人にはライミ監督みたいな成功のチャンスはないんだろうね、多分。
まあ、ライミ監督みたいな異例の大出世がなくたって、細々生きてりゃ人生そこそこいいことあるから、捨てたモンじゃないよ。