オッパイに泣け!

え〜、皆様あけましておめでとうございます。

遅ればせながらではございますが、2007年度最優秀美乳映画賞は「ツォツィ」に決定いたしました。


ツォツィとはドイツ語で社会主義者に対する蔑称のことでございまして(うそです。それは「ゾツィ」)

ツォツィとは南アフリカの言葉で「不良」のことなんですけども、主人公の不良少年がですね、クルマを盗む時に車内の赤ん坊も一緒に盗んでしまったんです。

で、その赤ちゃん(かわいい)を家に持って帰って育てようとするんですが・・・
何しろ赤ちゃんにあげるミルクがないんですな。練乳の缶詰をあげたら顔にいっぱい練乳がついてしまってその後蟻さんが顔にたかってしまうという「浦安鉄筋家族」みたいなシーンもありました。

というわけで、この主人公と赤ちゃんの二人の男は「オッパイ」を求めてあてどなくさまようことになるわけなんです。

そしてとうとう見つけた子供を背負った若いお母さんに母乳を貰うんですが・・・・

このお母さんのオッパイが超美乳なんですわ。もう乳首なんてオニキスのように輝いてましたよ。

なにしろ、そのオッパイを見て主人公は在りし日のHIVにかかって病床に伏した母を思い出してしまうんですから。それぐらいインパクトがあるオッパイということなんでリアリズムより多少の演出をするのが正解。

そして主人公は不良になる前の自分の姿を思い出し、また自分が帰るべき場所「母のオッパイ」を若いお母さんに見出すのですが・・・・


もうお話が「オッパイを求め、オッパイを愛し、オッパイに泣く」という設定のオッパイ賛歌ともいうべき究極のオッパイ映画(でも乳首がでてくるところは一瞬だけ)になってて原作は月亭可朝かと思ってしまいました。





どうでもいいですが、この映画に出てくる不良たちって僕の中学時代の不良たちに比べると教養がないわりに考え方がスマートで知恵がまわるんですよね。3食食って義務教育受けて極貧の中で育った連中と頭で負けるって・・・・・(まぁ、フィクションだけど)