濡れ事はお好き?
最近、台湾で、ヴェトナム人の出稼ぎ女性に職場のスケベな馬鹿どもがワイセツ行為を強要して、50人くらい被害にあったらしいです。(国際問題になってます)
だめですよ、男性のみなさん、女性に乱暴しちゃあ。
というわけで、上のような乱暴者を減らすために教育的な映画を紹介します。
日本には歌舞伎というものがあります。
歌舞伎には二種類あります。
荒事=アクション、濡れ事=ラブロマンスです。
で、荒事の大家が市川家、濡れ事の大家が中村家です。
(以上、歌舞伎好きに聞いたままです:荒事を開発したのが市川家だそうです。最近ではスーパー歌舞伎の猿之助さんがいますね。中村一門は歴史が古いので濡れ事に限らずなんでもこなすようです)
で、この二大大家がコラボした名作がこれ
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ほかにも作品によって若山富三郎(勝新の兄)なんかが出ております。
あと、個人的にデューク更家みたいな伊藤雄之助と、西村晃などのゲスト出演作品もオススメです。
この歌舞伎の二大大家のコラボのおかげでこの眠狂四郎シリーズ、見事にセックス&ヴァイオレンスが狂い咲いております。
でもね、映画だからだけど、上の台湾の乱暴なスケベ馬鹿みたいな連中は出てきません。
例え脚本がどうあれ、はた目に不快にならないようなエロスであり、暴力なんですね。美学があるんです。
これが歌舞伎のクオリティーなんでしょうね。
男ならニヒルな狂四郎に学びましょう。