雨といえば深作
深作欣二監督といえば雨を効果的に使うので有名(?)である。
例えばコレ
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ラストシーンで雨をふらしております。
非常にもの悲しいラストを雨でより印象的にしておりました。
それにコレ
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オープニングのシーンは一見の価値あり!!
雨が降る夜の商店街、萩原健一がタバコを吸いながらなにやら待っている。
多岐川裕美が怪しい産婦人科から険しい表情で出てくる。
雨の中、歩き出す多岐川に萩原、後ろからそっと傘をさしてやる。
多岐川の一言
「気付いてたの?」
この二人(銀行強盗の夫婦)の悲しい運命を物語るのに非常に効果的に雨を降らしているのである。
(子供を下ろしてきたばかりだったのである。犯罪者には子供はいらない、との二人の暗黙の了解があったことがわかる)
この時の傘の使い方も非常に効果的。
そしてやっぱりコレだ。
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ここでもやっぱり雨が降ってしまうのである。
もはや雨と傘が深作監督のライフワークのような気がしてきました。
しかも、この作品では、雨と傘にまつわるエピソードで物語が以外な展開を見せるのですよ。
傘と雨が主役級の活躍をしてまする。
そんな深作監督に影響を受けた海外の作品がコレ。
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ちょっとシビレテしまいました。
深作監督もこの世を去り、もはや雨降らせ名人の監督はいなくなってしまいました。
新しい世代で雨降らせ名人の監督が育つことを期待して、この映画でも観ることにしましょう。
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