ホリOモン逮捕記念

というわけでこの時期に相応しくこの映画をオススメ

内容は・・・・・・まあ置いといて。

実はこの映画、ETを一回も観たことがない僕にとってはスピルバーグの映画の中でベスト3に入るんじゃないだろうか、と思うほど評価の高い映画だったりする。


ウソもつき続ければ現実になる

なんて内容の文句が劇中何回も出てくるんだけど、これって「客観的な事象を主観に置き換えて面白おかしく観客に見せる」というスピルバーグ映画のこれまでの手法を自分で皮肉ってるのかな・・・・、なんて思えてくるところがにくい。

そんな映画のテーマに合わせてか、色彩や光線の具合をうまく使って(主人公がペテンを働いてる時は明るくてばら色な感じになる、ツライ現実に直面してる時はその逆)虚構の世界に生きるペテン師の人生を見事に描いてたりして、スピルバーグもテーマを選べばオモロイ映画作れるやん、という証明になった映画ですね。

ウソと虚構の世界で明るく楽しく生きようとする主人公レオ様の父親役が(人類の罪を背負ってゴルゴダの丘に登るかのような陰気くささの)クリストファー・ウォーケンだったり、
ジェット機パイロットに化けたレオ様の姿が若き日のマーロン・ブランドそっくりな顔つきになったり(これも虚構の世界で主人公が入って映画のスターになりきっている、という巧妙な演出)

見所は満載です。


それにしてもライブドア関連の話題も大事なんですがやっぱりヒューザー耐震偽装問題を忘れちゃだめよ、と。

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リメンバー・ウォーターゲート