話題にならなさすぎ - 中津川サヨクジャンボリー

観ましたよ、Ｊ・Ｐ・ジュネ監督の新作。

前作「アメリ」に続いて主演はオドレイ・トトゥ。

今回は第一次世界大戦が舞台のラブ・ストーリーなんすけども・・・・
スケールのでかさのワリに全く話題にならないので一体どうなってるんでしょうか？

主人公の純情な女の子マチルドが戦場で失踪した恋人を探すために戦友たちを訪ねたりして手がかりを探すというなんとも感動的なお話なんですがねぇ。

方向性が「男達の大和」とかと１８０度違うから日本では敬遠されちゃったんでしょうか？

個人的には壮絶な戦闘シーンはコレを思い出しました。

どちらもテーマは「反戦」なんですね。
（脚本は「ゲッタウェイ」の原作で知られるジム・トンプソン）

ジュネ監督のお得意のエログロも今回ちょっとだけ出てはくるんですけど、やっぱりラブ・シーンとかはロマンチックだったりしてエログロ苦手な人も楽しく見れるハズです。（バカップルがマッチを使って真似したがるであろう、初体験のシーンは必見！！）

それにしても作品中ハーレーが出てきたり（宮内庁御用達だったころのＪＤ）、「地獄の天使」なんてセリフが出てきたりしてなんか意味深でした・・・・