「スケ//”ソ刑事」観てきました
え〜、shidehiraさんのところで話題になってた「スケ//”ソ刑事」を観てきましたです。
何故か客層がお子様連れの親子が多かったのが気になりました・・・
イヤ、もうね、健太カラー一色で原作やらテレビのファンは果たして楽しめるのか?と思ってしまいましたけどね。
健太カラーその1
90年代のハリウッド映画(と女性脚本家)がよく用いた「伏線張り」をしつこく多用。
(最近の映画は伏線を張らずに「突然XX!」の方が多いですね)
健太カラーその2
雨を降らす。
(親父の手法を無理に踏襲せんでいいと思うんですが)
健太カラーその3
タイムリミットが好き
J・カーペンターのファンなんでしょうか?
とかいいながら結構楽しめましたけどね。
あややは何でもこなす人なんで予想通りの活躍だったっす。
悪役の窪塚弟の掴み所のないキャラやら斉藤由貴の渋い演技やらが見所だと思うんですが、十代の若者を描こうとしてるのにデビルマソと同じく「おっさん目線」で描かれているストーリー展開はやはり疑問を感じてしまいます。
ところで
ちょっと前、某「劇画マッドマックス」誌にてビーバップ同窓会という企画があって、ビーバップ・シリーズに出演していた第2のピラニア軍団「那須組」こと「ビーバップ軍団」の面々が故那須監督について語ってる部分があったんですが
那須監督は「ビーバップ軍団でアメリカに進出してアメリカの不良と戦わせたい」と語っていたそうなんですね。
あややと斉藤由貴扮する母娘がNYに進出してた設定は那須監督へのちょっとした追悼になってるんですよね。
そうして考えると(東映的)に奥の深い映画ですね。