私小説ムービー
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え〜角川が作ったこの映画の悪役になってる織田信長になりすます自衛隊員のオッサンなんですが誇大妄想的なところとか自己中すぎるところとかはっきり言って「ハルキたん?」と思えてくるんです。
で、対する兄のハルキたんの映画では
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この映画の戦艦大和ってでっかいだけの役立たずでひょっとしてこれは「角川グループなんて大和みたいなモンだヴォケェー!」と言いたいのではないかと。
要するにこれら二つの映画は角川一族の兄弟喧嘩なんではないか?と思えてきますよね。製作者の心情を吐露した私小説映画とでもいうか。
で、
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原作者の「宝塚愛」だけがひたすら大爆発してあとは勝手に解釈して作ったはいいけど別段現代的なテーマになってるわけでなく「なんだかなぁ」感が漂う(特撮のマズさは目をつむろう)この映画。
手塚プロが現在息子の真さんに委ねられている実情を鑑みますと
多宝丸(かわいがられて育った子)=アトム
という風に取れなくもない。
さらに
どろろが「宝塚テイスト」とともに獲得した特長として当時手塚治虫の商売敵だった「カムイ伝」のカムイや「ベルばら」のオスカルの要素も多分に含んでるところも重要ですが、何より一揆をもくろんだ謀反人の娘(原作に同じ)で醍醐の首を狙うという設定は結婚前に手塚治虫作品を全く読んだことがなくおそらく義父と相性がよくないであろう手塚真の奥さんで漫画家の岡野玲子ととれなくもない。
要するに
親父の仕事に振り回されて苦労しちゃったし、親父と相性の悪そうな同業者と結婚しちゃったりもしたけど最終的には手塚プロ相続しちゃいました。
まぁ、「どるる」の場合は東宝さんと昔から仲の良いあの団体とその支持政党が明らかに昔の主張と間反対の姿勢で連立してるのを信者さんたちにひたすら言い訳してる、ところを想像してしまう話になってるんですけどね。(TBSが絡んでるし)