自粛しました・・・ - 中津川サヨクジャンボリー

そういえば、昔、「スターウオーズ」や「インディ・ジョーンズ」でおなじみのジョージ・ルーカス監督が日本の奈良県に来たことがある。

そこで監督は大仏や五重の塔はたまた関西では最も充実したコンテンツの市立美術館なんかを観て回ったんだとか。

その時、監督はとくに大仏に興味を示したんだそうで・・・・・

ひょっとしたらインディ・ジョーンズの次回作は日本が舞台になって地下の宮殿から脱出する時に

大仏っつあんの鼻の穴からハリソン・フォードが出てきたり

するようなシーンを関西の人たちは想像したわけなんですが、今年になってその第４作が登場。結局奈良は舞台にならず、大仏の頭を毛を迫りくる敵に投げつける、大仏の手のひらの上でチャンバラ等の大仏アクションは夢となってしまいました。

で、日本が舞台ということになるとどうしても日本軍が敵になってしまいスピルバークやルーカスのお得意さんである日本人からヒンシュクを買うことになるというリスクがあり、そして何より

日本の古代遺跡は宮内庁が管理しており、日本の考古学者さんたちが発掘作業を計画すると（都合の悪い歴史的事実が発掘されるとイヤだからか？）邪魔立てすることもしばしばあるんですよ。

ということは考古学者ジョーンズ博士の敵が宮内庁ということになるわけでこれはもしルーカス監督が奈良ロケを企画しても自粛せざるを得ない状況ということになりますわな。

奈良の大仏はインディ・ジョーンズも触れられない最後の聖域ということになるわけです。