VIVA LA REVOLUCION!!

え〜、上記2作品はどちらもアイザック・ヘイズが出演してますが本題とはまったく関係ありません(笑

上の「POSSE」の時代背景の米西戦争の時にアメリカ大統領の命でキューバに行って活躍したとされるアウトローが下のスネーク・プリスケンのモデルだという話を聞いたんですが資料でてきませんね。


それはさておき、南米に下ったアメリカン・アウトローのお話なんですが昨今のチェ・ゲバラの伝記映画が作られることなどを考えるとどうしても南北戦争後に表れたアウトローの子孫たちが南米で革命に命を捧げた闘士たちであるかのように見えるわけなんです。

大体西部劇が好きな人っていうと保守的な人が多くって南米左翼のシンパなんかとは非常に対照的な感じなんですが、結局彼らが感情移入した連中の正体ってのが実は同一のものであり、彼らが追い求めたものも実は同じなんではないかと。

んで、西部のアウトロー、南米の革命闘士、双方に言えることなんですが、道徳的に許し難い連中であることには相違ないのですが、「何かを求めて他の人が踏みとどまっているのを尻目に一歩を踏み出した」この「踏み出した」ことに対しての罪(あるいは責任)はあるかと思いますが「何かを求めたことに対して」罪を科すことは誰にもできませんし、万人に与えられた権利であると思います。

生身の肉体で薄汚い世間を渡り歩いたアウトローが肉体が滅んだあとに残ったものはこの崇高な理念なのだと思ってまして、夜空に浮かんだお月様を取ろうと手を伸ばすことは愚かなのかもしれませんがその行為によって得られるものこそが人類の英知に他ならない。

アウトローが後世に残した遺産はヘミングウェイの安っぽいクソ小説なんかよりはるかに偉大なんである!


と壮大に締められたところで今回は終わりまして、次回から幸福○現党の応援ブログとして再スタート もうちょっと柔らかいお話に入ろうと思います。