参加します。
こちらの企画に参加させていただきます。
映画ゼロ年代ベストテン
10位 XXX
もろに「ワイルド7」のパクリ。でもよく実写化したものだ。
9位 アメリ
ジャン=ピエール・ジュネが放った奇跡の一作。その後この人の悪い癖「メリハリのない展開」が次作でもろに出て・・・
8位〜6位
インファナル・アフェア三部作
アイデンティティの崩壊やら、犯罪(者)が生まれる原風景、そしてそこから行き着く先・・・犯罪世界の空気感が凄まじくよく出てた気がする。
5位 ギャング・オブ・ニューヨーク
ダニエル・デイ=ルイス扮する食肉王のオッサンの存在感がスゴイ!
4位 オールドボーイ
完成度が文句なし。ただ、韓国映画はその完成度ゆえに見てる分にはスリル感が薄まるように感じる。ちょっとイビツなくらいの映画の方が個人的に好き。
3位 パッチギ!2
前作くらいの出来は井筒監督なら当たり前、そこからさらに踏み込んで過去と現在、現実と虚構が入り混じるややこしすぎる展開に挑戦した本作こそ価値がある。
2位 ラストサムライ
911事件から2・3年しか経ってない時期に発表したテロリズムを世に問う映画。どうみても渡辺御大がビン・ラディンに見える。この映画あたりからトム・クルーズの暴走が止まらなくなった気がする。
1位 PROMISE 無極
中国の巨匠チェン・カイコーがWBの資本と香港、韓国、日本の技術陣を得て作った ”薬物乱用大礼賛映画” けっこうなキャリアを積んだカイコー監督がここまで見事にぶっ壊れるのか、と思わせるほど凄まじいトリップ映像のオンパレード。
お塩センセェだ、のりぴーだ、と騒ぎ立ててはまっちゃった人を糾弾しまくった’09年の世論への最大級のアンチテーゼということも含めて1位にさせていただきます。
おまけ
3位 キル・ビルvol.1
劇中に登場するバンド 5,6,7,8’sは昔ライブ見に行ったなぁ。
2位 キル・ビルvol.2
こっちは過去に遡ったり展開が複雑。最後の方は「パリ・テキサス」を思わしたなぁ。絶対タランティーノはナスターシャ・キンスキーのファンだと思う。
1位 イングロリアス・バスターズ
例のバットのシーン見て故横山やすしが遅刻してきた弟子のたかし・ひろしを神社の裏に呼び出して下駄で思いっきりど突いたエピソードを思い出して思わず噴いたので一位。新東宝が作ったようなバカプロパガンダ映画と大蔵貢みたいなヒトラー、成田三起夫似のゲッペルスもいい。なお、それ見てウ○コ漏らしたタランティーノがびびって味方の情報ばらすシーンは「Hosenscheisser(ウ○コ垂れ、裏切り者)」というドイツ語にちなんだ小ネタ。ついでにタイトルが「Basterds」と綴りが出鱈目なのは「Bastard(私生児)」が私生児が多いフランス・ドイツでは差別用語でそれに配慮したから。