台湾ヤマハ&わかばマン 「begger’s banquet」

はてなめ・・・・、動画が貼れんようにしやがってクソが・・・。

動画貼れるようになりました。

さて、満を持して続きです。

このお話はフィクションであり、実在の人物・団体・事件等とは 一 切 関係ございません。

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さてさて、意を決してドゥの救済に向かった台湾とわかばですが、話の時間軸を戻しまして最初の回で台湾にしばかれたバカップルを覚えておいででしょうか?
この二人が台湾にぶっ壊されたSUVを買い換えて今回は北米トヨタツンドラに乗っている。
さて、この二人が夜の8時の田舎道を(ウーファーがんがんで)走らせているところから今回の話は始まる。


女 「ちょっとぉ!まだ慣らし運転も終わってないんやからそんな飛ばさんといてよ」

男 「うっさいなぁ!この車はトヨタやぞ!トヨタがそんなんで壊れる車作るかい!!トヨタの車の性能は軍事レベル、もはや兵器や、ゆうねん」

女 「でも、こんな夜中に突っ走ってたら鹿が飛び出してくるやん」

男 「うるさい!これはアメ車や!!アメ車は頑丈やから鹿なんか轢いたって壊れへん!!」

女 「でも・・・、あの人(台湾)はトヨタの車はアメ車やないって・・・」

男 「(女の頬を引っ叩く)あんなヤツの話なんぞすんな!ボケェ!!気分悪いわ!!警察に被害届けも出しとるし逮捕も時間の問題や」


と、車が国道をそれて田んぼばっかりのギリギリ2車線の道に入った時、目の前に人影が現れた。あわててブレーキをかけて止まる車にその人影は微動だにせず近寄り、運転席の窓をノックした。

男「こらぁ!!!お前何考えとるんや!?殺されたいんか!?」

と、男がこの人影をよく見ると、わりと背の高い男性でベースボールキャップにボア襟のカストロ・ジャケットと呼ばれる作業ジャケット(いわゆるドカジャン)にカーゴパンツの特徴の無い作業員風の恰好をしているのがわかった。

男 「こら!!乞食がなんでこんなところうろといとるんや!!お前みたいなヤツにやる餌はないぞ!甘えるな!!!」

と、運転席の窓から身を乗り出して怒鳴りつけた直後この謎の男は怒鳴りちらした舌先をつかんで引っ張り、いつの間にか左手に持っていた銃で舌の先を横から撃った。

舌を撃ち抜かれた男はあわてて口に手をあててのけぞって車の中に体を戻すと、謎の男はドアを開けて車に入り込み血だらけの口を押さえてもがく男の眉間に銃をあてた。
当然、隣の女は悲鳴をあげるが田舎の人里離れた道路の真ん中では誰にも聞こえない(もちろん銃声も)

謎の男は「ガタガタ抜かすな。俺はただのヒッチハイカー。お前らは今から俺としばらくドライブしてある所に行ってもらう。いいな」

と言いながら帽子を取ったその男の正体は、台湾とわかばに死体運びのバイトを斡旋した男・高橋であった・・・・。


つづく