Rendez-vous avec NINJA
山田風太郎をご存知だろうか?
忍者小説の第一人者であらせられます。
作品は数多く映画化され、最近ではこんなのが、
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僕の母は風太郎先生と出身地が近所です。(兵庫県豊岡市関宮)
母は昔、風太郎先生にお会いしたことがあるそうな。
母が高校生の頃、山田先生の妹サンが母の同級生だったそうです。
それで、お家にお邪魔したら先生がいらしたということです。
本人とご家族から手ほどきを受けたから母は風太郎作品(初期作品だけね)に詳しい。
そして、父は風太郎作品のファンであった。
でも、母と風太郎先生との関係については結婚15年目にして初めて聞いたらしい。
父「なんでそれを早く言わへんねや?」
母「聞かへんかったやん、今まで。それにあの人の本はドギツイからむやみに話されへんかったんや」
そう、風太郎先生の作品はちょっと、あらすじを語るには恥ずかしい内容なのだ。
一言でいうと
エログロいのだ
お医者サン志望だったからか、恋愛について書くよりセックスについて書くほうが得意らしい。(手塚治虫も同じ傾向が見られますね)
母は昔、病院で医療事務の仕事をしていました。
たまたまなのかも知れないが、ひょっとしたら風太郎先生に会ったことで、学の無い母もインスパイアされたのかも?とか思ってます。
それはそうと母と風太郎先生の郷里の兵庫県北部の但馬地方は実際、忍者の伝説が多くあります。
風太郎先生は忍者小説を書くにはピッタリの環境にいたわけなんですね。
その他、この一帯、平家のオチュウド村が未だにあったりします(源氏と平家は1992年に800年ぶりに和解)
(山の中の斜面に人目を忍ぶように密集した民家を見つけたらそれがオチュウド村です。)
わけのわからない古墳がそれこそ山のように点在したり(不自然に地面が盛り上がった小さな山がそれです)
と、歴史ミステリーの宝庫です。
ただ本当の忍者のお話ですが・・・封建社会の底辺を逞しく生き抜いた、アウトローな人たちだそうです。(白土三平の「カムイ伝」をお読みください)
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彼らの子孫かどうかはわかりませんが、但馬地方には八鹿高校事件なんて暴動事件も起きております。
忍者たちのその後にも どうかご注目ください。