審判
ミュンヘン観た感想の続きです。
物語の中に情報屋のルイという男が出てくるんですね。
で、コイツのボスが裏組織の大物で主人公のアヴナーがそのお家に招かれるんですけども。
そのお家というのが子供がたくさんいる大家族でして、車からおりるや大勢の子供達がアヴナーの手を引っ張ります。
この子供たちの一杯いる家庭とそこに暮らす老人という設定なんですけども元ネタはこれかと。
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カフカの有名な作品、「審判」ですね。
アメリカのブルースの歌詞みたいに「朝目覚めたら」主人公が告訴されてなんとか裁判をやめさせようと色々と手段を探すが・・・・・・
というストーリーなんですけど、その中で、よく似たシーンが出てくるんです。
しかし
主人公の立場が全く逆。裁かれるもの、(無理やり)裁くもの、です。
ここらへんの演出はよく考えたもんだな、と思いましたけどね。
ところで
この情報屋のルイという男、誰かに似てると思ったら・・・・
ロマン・ポランスキー監督によく似てるじゃありませんか!!
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昔、イギリス映画の「シンデレラ」という映画で魔法使いのおばさんが小森のオバちゃまにそっくりだったんで吹き替えも小森かずこさんにやってもらった(確か浜村淳のリクエストでだったかな?)というお話を思い出しました。