必殺!辛丹波
ちょっとネタに詰まったので今日も金子信雄について書こうかな。
金子さんと言えば「仁義なき戦い」の山守組長がやはり世間一般でも評価が高いようで、昔、朝日新聞でも死亡記事で代表作に「仁義〜」の山守組長が挙げられておりました。
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「それじゃ、頼んだからの」
と去り際にポソっと一言
「ここの勘定もさっきの金で払っといてくれ」
とダメだしを食らわします。
実際、モノホンのソッチ系の人たちはよくこの手のダメだしを使ってきます。
「この程度のことで済むんなら・・」とか油断して相手の要求を呑んだら最後、とんでもない目に遭わされますんでご注意くださいね。
この金子さんがやった「ダメだし」ワザを僕は金子氏の愛飲した日本酒にちなんで
と命名しました。
この辛丹波は歴史が古く
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この作品で金子氏が志村喬扮する主人公の老市役所員の息子の役をやった時、父、息子、息子の妻の3人暮らしで邪魔者になった実父に「サッサと往生せい!」と言わんばかりに嫌味をたれてから、自分たちの部屋に上がっていく去り際に一言
「父さん、戸締りは頼みましたよ」
この親をいたわる気持ち皆無のダメだしでショックを受けた志村喬は布団の中で泣き寝入りしてしまうんですが・・
志村喬といえば「七人の侍」やら「ゴジラ」やらで大活躍した東宝不敗の最強キャラだった俳優さんなんですね。
それをダメだしの一言で泣き寝入りさせるとは「辛丹波」の威力恐るべしです。