ジャンゴ観て来ました。

しかしまぁ、無茶な映画なんですが、いろんな場面で破綻寸前になるところを俳優さんたちの力量でカバーさせるところがこの映画の肝ですな。

フランコ・ネロの「続・荒野の用心棒」に出てきたガトリング銃がこの映画にも出てくるんですが、これを佐藤浩市大兄に持たすところで、「犬死にせしもの」へのオマージュを感じさせじにおれませんです。
そして、浩市大兄がシェイクスピアのセリフを読み上げるところは本場英国の王立シェイクスピア劇団では「Sir」がつく貴族俳優たちがやる芝居を・・・・(以下自粛)


ちなみに平家の落人(おちゅうど)村というのは僕の実家の近くにはいくつかありました。

人里離れた場所にポツンと村があったりして、「何でこんなところに住んでるんだろう?」と思うようなところなんですけどね。

あと、平家と源氏ですが実際には1992年(今から15年前ね)に和解が成立しておるそうです。




それにしても電通は「もののけ姫」の「サンカ」とか「平家」とか歴史のダークサイドでうごめく連中を題材にするのが好きですなぁ。