珠玉の10選

http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20071203

というわけでオールタイム・シネマランキングベスト10です。

及第点 君といた丘
  
    オーストラリアの佳作青春映画。

主演(当時子役)のノア・テイラーさんが後にヒットラーの役をやるとは思いもしませんでした。苦みばしった内容ながら心に沁みる一作。


10位 武闘派兄弟

   80年代韓国ヤクザ映画の名作。

仮出所したヤクザがかつてのオンナに会いに行くシーンがとにかく秀逸。ソウル・オリンピックで変わり果てた街を丘の上から眺めながら「会いたいけど会わす顔がなくて」悩むシーンは真の男にしか考えつかない銘シーンでしょう。


9位 バニシング・ポイント

泣けるアメリカン・ニューシネマの傑作。音楽も映像も文句なし。


8位 ドラゴン 怒りの鉄拳

父に「子供は寝なさい!」と寝かしつけられた後こっそり布団から抜け出して見た。
日本人が悪者に描かれてるからなんだけど、その後この映画を見たことを父に話すと「本当に悪いのはアメリカなんだ・・・アメリカが・・・」とつぶやいたのも個人的には印象的。


7位 ゾンビ

子供の頃は何度も夢みたよ。それも予告編だけで。本編みたのは19になってから。


6位 アンタッチャブル

とにかく理屈ぬきに面白い。原作のテレビシリーズも必見。


5位 パルプフィクション

有無を言わさぬ破壊力を持った映画。90年代ニルヴァーナとこの映画が世の中をファックした!


4位 エスケープ・フロム・LA

この世に男が存在する限りスネーク・プリスケンの素晴らしさは永遠に語り継がれることでしょう。


3位 男達の挽歌2

何故か初めて見たとき10回泣いた。


2位 犬死にせしもの

昔は親父に「黒澤映画は日本人の心や」みたいなことを言われてよく観させられたがはっきり言ってどの黒澤映画よりも面白い。真田広之もいい仕事してる。日本人に生まれて本望です。


1位 マッドマックス2

荒廃した世界。爆走する改造車。モヒカンの暴走族。子供の妄想をそのまま具現化したような世界観がたまらないバイオレンス・アクション映画。

編集の巧みさ、黒澤映画からのイタダキのうまさ、と黒澤映画のいらないところを捨てて美味しいところを増幅させた大傑作。
 

と、まぁ、こんな感じになりました。