今夜も無法松

え〜、前回の続きなんですが、もう「バニシング・ポイント」と「無法松の一生」知ってる人だったら話の大筋がわかると思うんですが「バニシング〜」に挿入される回想シーンが「無法松〜」みたいになってるというだけなんですね。

それでは話を続けます

〜ムホーマツ・コワルスキーの回想〜

ムホーマツはド田舎の貧乏人白人の息子に生まれ、頭が弱い半面体がでかかったのでいじめっ子でした。で、いじめまくってた子サム(仮名)は頭が良くて大学に。そして、憧れの女子サリー(仮名)も大学に行ってしまいました。二人だけ大学に行って悔しかったムホーマツも軍隊に入って訓練を受けながら大学に通うのですが、二人が行ってた大学はもっと難関の大学だったので二人に会えませんでした。その数年後、二人は学生結婚していっちょまえの都会のヤッピー夫婦になって彼の前に姿を現します。

ヤケになったムホーマツは丁度その頃勃発したアフガン〜イラク戦争に参加。なんだかんだで苦労した後帰国した彼の前にサムとサリーが交通事故で亡くなっていたという知らせが舞い込みます。
奇跡的に事故から生き残ったという二人の息子サルバドーレ(何でそんな名前なんだ)を身寄りがないので引き取り一緒にトレーラーハウスで暮らすことになるのでした。
〜〜〜回想終わり〜〜〜

んで、森の中であっさりトムじいさん(仮名)を見つけたムホーマツは大統領候補の命を救うため協力を乞うんですが案の定断られる。
結局、トムじいさん(仮名)が無類の黒澤明ファンでサムライマニアであるのに目をつけ武田信玄上杉謙信の「敵に塩を送る」のエピソード(無学無教養の設定のムホーマツがどうしてそんなこと知ってるのか?というツッコミはなし)でじいさんを説得し、移動手段は彼の車オンリーという条件付きで大統領候補を救うロングドライブに出ることになるのでした。

それがムホーマツにとって死への旅になるとは知らずに・・・・   しつこいけど続く。