十兵衛の魂とともにあらんことを
今回もしつこく「ワルキューレ」の宣伝をするわけですよ。(配給会社さん、お願いだから何かください)
え〜と、トム・クルーズ大人がヒットラー暗殺計画の実行者クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐に扮するこの映画。クラウス大佐は戦傷のため片目を失しているんですね。
で
柳生十兵衛死す〈上〉 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
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- メディア: 文庫
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の柳生十兵衛さんも片目なんですな。
ちなみに十兵衛さんのお墓がコチラ(左奥はパパの宗矩さん)
柳生一族といいますと剣豪の一族という肩書きの他に奈良の平城京から見て鬼門にあたる北北東に位置する場所に柳生の里があるせいか
「皇室御用達の暗殺組織」
なんてなゴシップもむか〜しから飛び交っておりまして、よく皇室の人間が謎の死を遂げたりすると「影で柳生が云々」なんて噂がたったりしたんです。
で
「ラストサムライ」なんてな映画も作るほどサムライ大好きなトムさんなんでおそらく柳生一族の歴史についてもあかるい可能性がありまして、今回の「ワルキューレ」への主演もきっと「片目の暗殺者」という役所にトムさんの中の
十兵衛愛
が炸裂したものかと思われます。
というわけで、山田風太郎ファンの方、柳生一族ファンの方、「百万円クイズハンター」ファンの方、日本野鳥の会関係者の方、千葉真一ファンの方、近衛十四郎(松方弘樹のパパ、柳生十兵衛が当たり役)ファンの方、自分の息子に「ジューベイ」と名づけるほど十兵衛マニアなレスリー・マッコーエンがいたベイ・シティ・ローラーズのファンの方、そしてWW2時代のドイツが舞台ということでもちろん望月三起也ファンの方、どうぞ「ワルキューレ」をよろしくお願いいたします。