シリーズ「芸能家族」ネクスト・レベル

え〜、新ボンドになってから親友のフィリックス役を演じているジェフリー・ライトなんですけどもこの人どっかで見たことあるなぁ、と思ったらこの人でした。

そう!ご存知UKが誇る最高にトホホなバンド「スレイド」のギタリスト(山高帽の人ね)ジム・リー(追記の追記;ジム・リーはベースでギターの人はデイブ・ヒルでした)だす。


この人70年代にはかつらで出っ歯で相当見苦しいルックスだったと思うんですが歯並び矯正してからは開き直ったかのようにヒゲなんか生やしてキモさに磨きをかけてしまいました。

昔はデビッド・ボウイに「グラムロックだからってあんなアホなバンドと一緒にしないでくれ」と言われてたスレイドですが(英国国内のみだけど)人気の上ではボウイとTレックスとクイーンが束になってもかなわないくらい凄まじいものがありました。


ま、今では「祖国の恥(ルックスがマズすぐる)」として英国メディアはこのバンドの情報を流そうとはしませんが(笑 確か現在も現役で活躍中でございます。ロッケンロール


追記)上のPV「Run Runaway」ですが、Vo のノディ・ホルダーがへんなジェスチャーするところはおそらく当時首相だったサッチャーの演説を真似たものと思われます。歌詞も80年代らしく「Black and White」というのがあってこれも(総天然色のサイケ調はダサい、これからは白黒の時代だ、という)当時の流行りです。そう考えると時代の空気を取り入れるのが上手なバンドなんでしょうね。それにしてもGジャンの下にセーター着てステージ立つなんてこのバンドしかあり得ないです(笑