失われた美女を求めて

え〜、エミール・クストリッツァ監督の大傑作の一つ、「黒猫・白猫」でんねん。

話は飛ぶんですが僕は京都が嫌いです。理由は鼻持ちならんから、以上。

んで、関西というか近畿地方をですね、西ヨーロッパに例えてみますと、イギリスとイタリア(宗教的には水と油だが)が京都にあたります。だから両国ともに僕は嫌いです。

んで、フランスが大阪で兵庫県南部がスペインで北部が北アイルランド(いいとこは全部京都に持ってかれるのでド田舎のまんまだから)そいで、ドイツが奈良ということになりますかね。

ドイツ=奈良の理由ですが、イギリス(京都)の王族はドイツ(奈良)から来た。そのくせ近畿地方の禁忌(ダジャレではない)としてよそ(近畿以外)から来た人にまで忌み嫌われているところですね。

ナチスホロコーストというのがありますがこれが実は蔑視の口実を与えたにすぎません。
理由は歴史的に色々とありますがその一つに東欧と(文化、民族的にも)つながってるというのがあります。あそこはいろんな民族のモザイクでいろいろとややこしいとこですから。

そんなヨーロッパの民族ヒエラルキーのおそらく最下層にいらっしゃるであろう、東欧ロマ民族の生活風景(関係ないが日本の似たような民族の「せぶり」を描いた中島貞夫監督作の「背降り物語」がドイツで賞をもらったりしている)を克明に描かずに力一杯バカバカしく描いたのが「黒猫・白猫」なんですよ。

もう、この映画が面白いのなんの!赤塚不二夫の全作品を全て鍋にぶち込んで煮詰めたようなカオスが炸裂してますから。


それはさておき、この映画のヒロインのイダという娘さん(美人)なんですが、若々しいのにおばあちゃんルックでとにかくお下品で一般社会の通念からすると「女性らしさ」から逸脱したことしかしませんねん。退屈しのぎに隣のおじさん射殺しようとするし。

このようにですね、どう考えても社会の最下層の中に身を置いてなお、一際目を引くような美貌の持ち主というのが映画やお芝居などの古今東西の物語の中に登場します。(アクション映画のヒロインの設定に決定的に欠けている重要なポイントである)

そして彼女らは

結構な割合で実在するのです!!!(続く)