呪われた一族

すっかり書き忘れてたよ、カフカの小説に出てくるシーンをいただいた映画といえばコーエン兄弟の「バートン・フィンク」ですよね。このホテルの長い廊下の感じが「城」のそれとそっくりです。

そして、

ジョニー・デップの「デッドマン」も最初主人公が仕事があるからと西部にやってきたらもう仕事が無くなっててアイデンティティを失うと同時にわけありの美女とねんごろになって恨みを買ってっていうプロットがやっぱり「城」なんですよ。



まぁ、それはいいとして

え〜、いろいろとお騒がせなニコラス・ケイジさんなんですが、近年出演した映画は評判がよくなくて、「ウィッカーマン」なんて映画なんかネットで見る限りあらゆる人から酷評されてるんですがね

僕のいきつけのビデオ屋で見る限り「ウィッカーマン」はロングセラーになってました。

コンスタントに誰か借りてくんですよ。何を求めて借りてくのか知らなけど(笑 ひょっとしたら在庫整理で中身がどっか行っちゃっただけかもしれないけど。

個人的にはですね、ケイジさんの顔は月に2回以上は見たくないのでこの人映画あまり見ないんですけどね。

さて、ケイジさんといえば、「ガチ反共産主義キリスト教右派」として知られるジョン・ウーとも仕事をしてらっしゃいますが「あなたに降る夢」だったかいう映画でブリジット・フォンダと共演、その後オヤジのピーター・フォンダと共演。そして自身が「ゴッドファーザー」のコッポラ監督の甥にあたる上に持ってきて蛇柄ジャケット着てマーロン・ブランドフリークを「ワイルド・アット・ハート」で演じてたりするほどマーロン・ブランドゆかりの人なんですよ。
で、マーロン・ブランドは出生の時からフォンダ一家の租ヘンリー・フォンダにあやしてもらったことがあるほど(H・フォンダの自伝による)むか〜しから家族ぐるみでフォンダ・ファミリーとつながりがある人なんすね。

んで、フォンダ・ファミリーといえばジェーン・フォンダさんが


このトロント国際映画祭の騒動でイスラエル・シンパから総攻撃受けてるらしいですね。
どうもこのジェーンさん、かつて政治に関心が強くて色々あっていろんな活動してアメリカからイギリスに移住を余儀なくされたんですね。ちなみにイギリスのロンドンといえば世界的に親パレスチナで反イスラエル的な姿勢のユダヤ人がイパーイいるところで有名ですな。

そういえば、最近フォンダ一家って映画出ないよなぁ。とかニコラス・ケイジって評判悪いなぁ。とかそういう話になるとどうもここら辺の事情を勘ぐってしまいますね(笑



おまけ

なぜか「ベンジャミン・バトン」が凄まじく人気ある。村上春樹の影響か?