映画「ワイルド7」応援企画 3
え〜、映画「ワイルド7」応援企画の第3弾です。
第1弾 は こちら
第2弾 は こちら
で、第3弾はですね、ネタバレ多数含みますんで白字で書きます。私が「視線のガンファイト」と呼んでる演出手法ですねん。
「視線のガンファイト」って何かといいますと、ドラマの中で会話のシーンとかだけで話が進んでいく時に緊張感を出すために視線を飛ばし合うシーンをそう呼んでます。
「ワイルド7」では主人公・飛葉と謎の女・ユキが出会う場面で使われてまして、これがわりと面白かったのですよ。何でかというと相当後の方にならないとお互いの腹のうちが知れないわけなんですが、その腹のうちが知れない状態でバイクで2ケツ(実は劇中最も飛葉ちゃんが命の危険にさらされてるシーンである)やったりレストランでメシ食ったりするんですよ。お互い腹のうちを探りながら。普通の恋愛映画みたいなシーンなのに緊張感があるんですね。
でも・・・・・・・・・・
次のシーンでいきなり朝になってるってどういうことだよ
ちゃんとベッドインまで撮れよ
いいですか?お互い非情の世界に生きてる男女がですよ、敵か味方かわからずに腹のうちを探りながらも成り行きでベッドインしちゃうんですよ?めっちゃ面白いシチュエーションやないですか?
そこでお互いが腹のうちを探るように視線の弾丸をバシバシとぶっ放しまくりつつ結局ベッドインすることになって
女「電気消して」
男「え!?(困」
みたいな会話があったらめちゃくちゃ緊張感高まるでしょうが、電気消したら何が出てくるんだよ?ってみんな思うから。
ワイルド7の映画化だからってアクションシーンだけ緊張感出すんじゃなくて何気ないシーンにも緊迫感を出すようにしてほしかったですよ。
次回作も製作予定とのことなので是非次回は
1 またしても謎の女に言い寄られる飛葉ちゃん
2 それ見て嫉妬するスーパーエキセントリック殺人ガール・ユキが言い寄る女に銃を!
3 言い寄る女か嫉妬するユキかどっちが味方なのか!?
みたいなシチュエーションをやっていただきたいです。(視線のガンファイトは野郎より女の子がやった方が絵面がいいです)
次回はワイルド7でもやっていたワーナー映画のお約束の部分について解説します。