台湾ヤマハ&わかばマン 「運命(と)の出会い2」




スモーキン女子キター!!!!

ええ、youtubeでですね、ゲイの人(か、ゲイと趣味を同じくする人)たちが革ジャン着て赤のマルボロをスモーキンしてる動画が頻繁にアップされてて別んとこで1年以上前に話題にしたんですがとうとう女子もこの「革ジャンスモーキン動画」に参戦ですよ。すごい世の中になりました。
この人たちの他にも普通の夫婦で参戦とかありましたからね(笑
あと、海外ではスモーキン系のAVとかもあったし。

「タバコは体に悪いし会社のイメージを損ねるから社内全部禁煙!!」みたいなこと言ってる企業はこの動画観て反省しろ、反省できないなら倒産しろ、反省しない社員はリストラしろ!と切に願っておりますのでみんなもゲイの人たちと一緒にスモーキン文化の普及に努めよう!!

禁煙の奨励は同性愛者に対する差別です!!

って何の話だったんだっけ?ああ、革ジャンだ

これが主人公・台湾が着るタイプの革ジャンでございます。(英語の掲示板で確認したところ映画でスタローンが着てたのは撮影用にバンソンに別注で作らしたものらしいです)マーロン・ブランドが「乱暴者」の中で着てた革ジャンと同等くらいクラシックなタイプですね。ど定番でございます。

あと、もう1タイプ、これはみんな「どこの革ジャンか知らないけれど誰もがみんな知っている」というヤツを登場させますのでご期待ください。

なお、このお話はフィクションであり登場する個人・団体・事件・施設等は実在のそれとは一切関係ございません。

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さて、拉致られてしまった台湾とわかばが連れて来られた先は山陰地方の某県県庁所在地付近にある広大な面積を誇るスポーツ施設である。
ここは例によって石切連合のスポンサーであるところの「ゴキブリマン・サックス・インターナショナル(Gokiburiman SUCKS international :以下GSI)」の傘下である某有名外資系企業が出資して自らの社名を冠して作った施設である。
こういう施設がこんなところにある理由だがもともとこの会社、終戦直後に日本の市場に参入する折にGHQからの指導により、「日本市場を荒らして復興の妨げとならないよう日本国内の資本により設立された法人にて運営すること」とされたため、パテントや肖像権のロイヤリティのみ本国からの現地法人が管理し、それ以外の権利を日本国内の資本に提供してフランチャイズの形で日本で営業活動を行ってきた。
ところが親会社がGSIに乗っ取られてからはハゲタカ(というかゴキブリ)根性丸出しで日本の経営方針にもしゃしゃり出てきたのである。ああだこうだと理屈を付けているが百々の詰まりが親の総取りを要求してきたのだ。
そうは言っても戦後何十年も自分らで会社運営してきて自らの力で市場を開拓してきた国内資本の会社は反発する。得に反発が強かったのが大阪を中心とする関西エリアである。そういうことなら、と関西に近い山陰地方に「乗っ取り作戦」の前線基地を置き現地でこの計画に協力してくれる人員を募った。
はっきり言って日本でも指折り数えるほど山陰は貧しい地方である。産業が無い。昔からインフラをお隣韓国に頼らなければやっていけない(特にお医者さん)くらいの貧困地域である。そんな地方の出身者なので多くがこの計画に喜んで参加。アメリカ本社のゴリ押しで入社して労働組合を乗っ取るやら派閥を作って運営方針の邪魔をするやら自社の株持ってる社員を見つけては恫喝して株を吐かして辞めさせるやらの悪行三昧を繰り返して大赤字を出しまくり関西エリアは陥落した。結局日本の会社と株主が根負けして株を本社に譲渡してめでたく「親の総取り」が成就したわけである。
その時の山陰出身者の裏工作の功績を讃えて会社は山陰地方にスポーツ施設を作ってやることにしたわけだ。


その施設の一つに5階建てのフィットネスジムがあり、その屋上だけはスタッフ以外立ち入り禁止になっており、さらにスタッフでも立ち入ることができない区画が存在する。(大阪はビルの立地の所有者がアレな関係で市内のビルにはこういうのが結構あるんです)

その区画に軟禁されて早3日目の台湾とわかばの2人。水は1日2回もらっているが食事は全く貰えておらず、拷問は現在されていないが「もうすぐ尋問するからおとなしくしていろ」とだけ言われている。連中はどうやら台湾とわかばがダンプで死体を運ぶ仕事を放り出した件以外にも気になることがあるようだ。特に台湾が着ている革ジャンが気になるらしい。
逃走の途中で着てるものが変わったので確かに変な印象を与えてしまったわけだが、この革ジャンのどこら辺が気掛かりなのか台湾本人にも皆目わからない。

2人が背中で両手を縛られている状態で軟禁されている部屋の向こうで何やら話声が聞こえてきた。

そして3日目にしてとうとう尋問がはじまった・・・



つづく