2009-01-01から1年間の記事一覧

中二病映画の傑作

すっかり書くの忘れてたんですが、「B層向けタランティーノ」の異名を持ったガイ・リッチー監督の「リボルバー」です。ラジー賞を総なめにして以降しばらく身をひそめていた監督(企画がハリウッドで通用せずに四苦八苦だったそうだ)が満を持して放つ大作な…

シリーズ「芸能家族」ネクスト・レベル

え〜、新ボンドになってから親友のフィリックス役を演じているジェフリー・ライトなんですけどもこの人どっかで見たことあるなぁ、と思ったらこの人でした。そう!ご存知UKが誇る最高にトホホなバンド「スレイド」のギタリスト(山高帽の人ね)ジム・リー(…

バカ・イン・ザ・USA 

ハイっ、そういうわけで「ワイルド・ホッグス 団塊ボーイズ」のお話です。 え〜、この映画に登場する人物(男に限る)は全員 揃いも揃ってバカばっかりです郊外に住む、割と裕福なはずの4人のハーレー同好会「ワイルド・ホッグス」が思い立ったが吉日とばか…

どっちなの?

もうすぐ公開のこの映画「パブリック・エネミーズ」大恐慌時代に活躍した伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャーを描いてるようなんですが、ちょっとこのトレイラーを見た限りなんすけどタイトルの「公共の敵」っていうけども片や庶民生活の貧窮を顧みず差し押…

昔のおもひで

え〜、というわけで「憎むな、殺すな、赦しましょう」の月光仮面なんですね。 いつも思うんですがこの「憎むな〜」を感じで書いても子供読めなかったんじゃないの?と。まぁそういうところも含めて大らかだったんでしょうね。50年代は。さて、この月光仮面で…

あなた目線

え〜、もうすぐ公開らしいガイ・リッチー監督(覚えてるか?)の最新作「シャーロック・ホームズ」でございます。 どうみても「不良番長シリーズ」の豪華版です。本当にありがとうございました。相棒のワトソン君にジュード・ローを持ってくるあたりは山城新…

萎えた!!

なんかねぇ、「ターミネーター」の最新作なんですけども、行く気満々だったんですけども結局劇場行くのやめたんですよ。だって、脚本に「ノーラン」の文字が見えたから。あの「ダークナイト」のノーラン兄弟のかたわれね。 こいつらが作った「バットマン・ビ…

(意味なく)再録「泣ける!!!!」

以下は8月下旬にうpした記事の再録です。というのもこの記事の一週間後くらいからなんか別ブログの方にも変なアクセスがあったりして気になってたんです。今現在だったらどんな反応になるのかきになったもので。なお、この記事書いてる時は「映画観つづけて…

オメカ

さて、案の定大して話題にもならなかった(時期が悪い罠)「ブルーノ」ですが、前作のボラット同様元ネタはこの人たちです。 え〜と、この時期のこのバンド「カメオ」にはユダヤ系のゲイのギタリストがおったんだそうです。ブルーノに似てる人がいるかどうか…

微妙左翼映画エクスプロイテーション

まずはこの映画「チェと愉快なかまいたち」んで、「俺たちは天使じゃない左翼だ」そして”もう一人のチェ”こと崔洋一が監督した「カムイ外伝」と今年は”微妙な”左翼が題材になった映画が目白押しでございました。 「チェ〜」は未見ですが、イギリスの高級アパ…

カムイの夏休み

見て参りました。「カムイ外伝」キャスト、スタッフがなんともつかみどころのない面子でして、「これでカムイやるの?」みたいな感じはありましたです。崔洋一は確かに北方謙三、内藤陳と並ぶ日本のハードボイルド御三家であり、「1作品1レイプ」のレイプ…

世界最速の金魚

ハイっ「ブルックリン最終出口」のインディアンつながりで「世界最速のインディアン」なんです。前者は童貞が駆る「遅すぎて大切な人を守れなかったインディアン」で後者は「人生に手遅れは無いことを証明する最速のインディアン」ですね。ニュージーランド…

アクショナーの叫び

【 get bronsoned 】チャールズ・ブロンソンのようにダンディでかっこよく振る舞うこと。【 get vandammed 】ジャン=クロード・ヴァン=ダムのようにセクシーでたくましく振る舞うこと。 というわけで、「その男ヴァンダム」なんです。が、タイトルの「アク…

地獄の片道切符

はいっ、世界一怖い顔の俳優ティル・シュヴァイガーさんが主演のサスペンス映画です。放題は「ザ・フィクサー」でしたね。最近では何を勘違いしたのかタランティーノの新作なんかにも出てて大活躍の人なんですが、この人の売りといいますと何と言っても「怖…

暴動 ファック YEAHHH!!!

というわけでウリ・エーデル監督の「ブルックリン最終出口」なんです。一言で言うと「絶望」以外の感想がない「豚と軍艦」って感じの映画です(脚本書いたの日系人だし)「豚と〜」と同様1960年前後の時代背景なんですけど、もうNYの貧民街のやりばのな…

RAF ファック YEAHHH!!

山城新伍の死去なんかですっかり流れてしまいましたが本当は上の映画「バーダー・マインホフ」について8月は書こうとしておったのです。爆破!!誘拐!!!ロックンロール!!!!とまぁ、「世の中どうせクソなんだから思いっきりファックしちまえ、制服着て…

殺れる!!!!

え〜、というわけでもうすぐ全米公開の「ハロウィン2」です。今回もヒットするといいですね。さて、1作目の方なんですが、まぁ、なんと言っても企画としての見どころは 稀代の変態俳優マルコム・マクダウェルの大フィーチャーですね。もうこのおっさんがド…

泣ける!!!!

本当に遅ればせながら観ましたよ「ハロウィン(ロブゾンビ版)」最初に申しておきましょう。大傑作です。 何が大傑作かというとまず、殺人鬼マイケル・マイヤーズがいかにして殺人鬼になっていったのか、その過程をかなり時間を割いて追っていってます。その…

FEEL THE SHINGO

〜あなたがたが私を望むなら私はどこにでも存在します〜 イエス・キリスト(だったかな?) というわけで山城新伍追悼記事を書きたいと思います。(新伍はキリストの様に偉大なのだ)山城御大の「二枚目でだめならバラエティへ」という処世術なんですが、け…

新伍ちゃんに捧ぐ

日本の良心、山城新伍さんが亡くなられてしまいました。今回はその追悼の意を込めまして上の「出たとこ勝負」ではなく「やらずぶったくり」の方をご紹介します。不良番長 やらずぶったくり [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2008/02/21メディア: DVD…

山田イーストウッド

え〜と、南アフリカが舞台の映画「ツォツィ」なんですがこの映画の主演の俳優さんの名前が「プレスリー」なんで失礼ながら十六茶吹いてしまいました。このようにですね、南半球の人ってアメリカのセレブの名前をつける人が多いんですが、特徴は名前じゃなく…

詩人がいっぱい

映像の詩人ヴィム・ヴェンダースヴィム・ヴェンダース DVD-BOX 旅路の果てまで出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2007/12/21メディア: DVD購入: 1人 クリック: 45回この商品を含むブログ (5件) を見るヴァイオレンスの詩人ジョン・ウー [rakuten:josh…

肉食系男子の祭典

え〜、やっと見ました。「ワルキューレ」一応以前から言ってたんですが要するにこれって「肉食系の男の本能」がテーマなんすよね。 そう、男ってのはおねいちゃんを前にするとどうしても「大丈夫、大丈夫何もしないから」と言いながらホテルに誘い込もうとし…

Look at yourself

個人的にシリーズの中でもかなり好き(サントラも)な部類の「007 リビングデイライツ」です。この映画の肝になる部分なんですが、最初のシーンでわけもわからず呼び出されたボンドがKGBの要人の亡命の手助けをさせられるところ。 狙撃銃のスコープ越しに…

変態元年!!

え〜、アメリカ軍!!(世界最強)スティーブン・スピルバーグ!!!(おそらく知名度世界一の映画監督)マイケル・ベイ!!!!(おや!?) 3つの人類の叡智が三位一体となっておりなす「トランスフォーマー」の第2弾!!ワタクシは確信しました。200…

VIVA LA REVOLUCION!!

え〜、上記2作品はどちらもアイザック・ヘイズが出演してますが本題とはまったく関係ありません(笑上の「POSSE」の時代背景の米西戦争の時にアメリカ大統領の命でキューバに行って活躍したとされるアウトローが下のスネーク・プリスケンのモデルだという話…

アウトローの墓場

え〜、そういうわけで「明日に向かって撃て」と「ワイルドバンチ」です。この映画は実は同じ人物がモデルになって作られたお話なんですね。 (もちろん「明日に〜」の方が史実に忠実)ブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドという二人のアウトローが「ホ…

ダーティーなアメ車

はい!アメ車が爆走するごきげんな映画「ダーティーメリー、クレイジーラリー」なんですね〜。この映画はっきり言ってアメリカン・ニューシネマの中でも駄作な方でして、さほど後世には名を残してないんですが、その昔、ヤンキーの履いてるボンタン(改造学…

検証チャールトン・ヘストン

え〜と、マイケル・ムーア監督の出世の踏み台にされた感のあるチャールトン・ヘストンさんなんですけども、ムーア監督の手にかかるとレイシストみたいに扱われる御大は実は公民権運動を応援するハリウッドセレブとしてかつては有名でした。ハリウッドの不良…

あの人は何を思う

現人神であらせられるマイケル陛下が崩御なされました。そしてそれに先立ってこの人も こんな状況の中80年代に「スリラー」のパロディで「レスラー」という曲を発表していた竹中直人は何を思っているのだろう・・・ ※こんなネタで申し訳ないですが、お二人…